アーノルド・シュワルツェネッガーが『プレデター』続編で主演を務める可能性があることをシェーン・ブラック監督が示唆した。同シリーズの第1弾で主役のダッチを演じていたシュワルツェネッガーは、今月14日(金)から日本公開となる『ザ・プレデター』ではカメオ出演を断っていたが、同作でメガホンを取ったブラックによれば、今回は新鮮味を与えたいという理由からスタジオ側がシュワルツェネッガーのキャラクターをカメオレベルに留めようとしていたものの、今後のシリーズ作では主演に返り咲く可能性も大いにあるという。
デジタル・スパイとのインタビューでブラックはこう話す。「スタジオ側は発展を見せるキャストで新鮮味のある映画にしたかったんだ。シュワルツェネッガーの再登場を中心に展開する映画にしたくなかったのさ。それよりも彼にちょっと姿を見せてもらって、クライマックスに参加してもらうだけみたいな感じを望んでた。それについてシュワルツェネッガーはもちろん、僕もよく理解できるけど『それってけっこうチョイ役だよね。乗り気しないな。ジェームズ・キャメロンと「ターミネーター」をやるよ』って言われた。ジェームズ・キャメロンだよ。こんな理由なら納得するだろ?シュワルツェネッガーなら僕だって主演以外考えられないよ」「だから彼に『もし出演してくれるなら、続編について考えるよ』って言ったくらいさ。だからもしまたこのシリーズを作るとしたら、彼が出演、または主演にならない理由なんてないだろ」
一方で『ザ・プレデター』のプロデューサーであるジョン・デイヴィスは以前、すでに2本の続編について構想があることを明かしていた。
シリーズ4作目となる新作『ザ・プレデター』にはボイド・ホルブルック、トレヴァンテ・ローズ、オリヴィア・マン、スターリング・K・ブラウンらが出演している。