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英語の表現力がアップする!関係副詞 where / when / why / how の使い分けガイド

英語を勉強していると、「関係代名詞」は習ったことがあるけど、「関係副詞」って何だっけ?という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、「関係副詞とは何か」「どう使うのか」「言い換え」を、基礎からしっかり解説していきます!

関係副詞とは?

関係副詞は、名詞を後ろから修飾する「関係詞」で、「いつ」「どこで」「なぜ」「どうやって」といった情報を詳しく説明するために使われます。

使われる語は以下の4つです

when(時)

where(場所)

why(理由)

how(方法)

これらの語は、後ろに続く文(関係詞節)の中で「副詞」として機能します。

※副詞とは?―文の中で、動作や状態をくわしく説明する語

   

1. where(〜する場所)

関係副詞 “where”は、名詞を後ろから修飾して「その場所」が「どんな場所なのか」を詳しく説明するときに使われます。

「私が生まれた病院」や「私たちが会ったカフェ」のように、ただの「病院」や「カフェ」に後ろから情報を付け加えるための語です。

whereを使った表現は、「前置詞+which」の形に書き換えることもできます。特に、「その場所の中で」という意味を表したいときには、「in which」という形がよく使われます。たとえば、”This is the house where I was born.” という文は、”This is the house in which I was born.” と書き換えることができ、後者の方が少しフォーマルな響きになります。

例文
・ This is the house where I was born.(ここが私が生まれた家です。)
・This is the park where we play soccer.(ここが私たちがサッカーをする公園です。)

また、whereは先行詞(修飾される名詞)がなくても、「〜する場所」という意味を表現することができます。この場合、where は、the place where という意味で使われています。

Where I live is quiet.(私が住んでいる場所は静かです。)

   

2. when(〜する時)

関係副詞 “when” は、 “the day” や “the time” などの名詞を後ろから修飾して、

「私たちが初めて出会った日」や「彼が怒った時」のように、出来事が起きた「その時」が「どんな時なのか」を詳しく説明するときに使います。

この when を使った表現は、「on+which」「at+which」などのように、前置詞+which の形で書き換えることができます。

たとえば、Today is the day when I hold an event. (今日は私がイベントを開催する日です)は、Today is the day on which I hold an event. とも表現できます。

例文
・I remember the day when we first talked.(私たちが初めて話した日を覚えています。)
・That was the moment when I felt happy.(それが私が幸せだと感じた瞬間でした。)

また、 “the time”などの先行詞を省略して、”when we met” のようにいきなり when を使うこともあります。

That was when I realized I loved music.(それは私が音楽を好きだと気づいたときでした。)

   

3. why(〜する理由)

関係副詞 “why” は、「彼が怒った理由」や「私がそこに行った理由」のように「〜する理由」を説明するときに使い、「the reason why …」という形でよく登場します。

この関係副詞の why は、先行詞が reason の時にしか使われません

“why” の代わりに “for which”(そのための)という形でも言い換えることができますが、会話では “why” の方が一般的です。

例文
・I don’t know the reason why he was angry.(彼がなぜ怒ったのか、その理由がわかりません。)
・That is the reason why I study English.(それが私が英語を勉強する理由です。)

また、”This is the reason why…” から  “reason” を省略した形で、” This is why…”(こういうわけで〜)という表現はとてもよく使われます。” That’s why…”(そういうわけで〜)も、因果関係を説明するときの決まり文句です。

This is why I left early. (こういうわけで私は早く帰ったのです。)

That is why I’m tired. (そういうわけで疲れているんだ。)

   

4. how(〜する方法)

関係副詞 “how” は、「私がカレーを作る方法」や「彼が問題を解決した方法」のように、「〜の方法」「どうやって〜するか」を説明したいときに使われます。

ただし、how は他の関係副詞とは少し違って先行詞と一緒に使うことができません。

たとえば「彼の話し方」という場合は、 “how he speaks”となります。また、”the way” を “how” のかわりに使って、 “the way he speaks” としても同じ意味を表すことができます。

例文
・This is how I did it. (私はこうやったよ。)
・Tell me how you fixed it.(どうやってそれを直したか教えてください。)

   

まとめ

   

最後に、4種類の関係副詞を表で確認しておきましょう。

関係副詞意味先行詞書き換え
where場所place, house, townなどin/on/at + which
whentime, moment, dayなどon/in/at + which / that
why理由reasonfor which
how方法なしthe way

関係副詞は自然な英語表現でよく使われます。特に、whenやwhereは会話でも文章でも頻出なので、しっかりマスターしておきましょう!

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