音節で攻略!比較級の法則完全ガイド | POLYGLOTS レシピー(ポリグロッツ) | 続かない英語学習は終わりにしよう。好きを学びに。

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音節で攻略!比較級の法則完全ガイド

「君は僕より背が高い」のように人やものを比べる表現は、多くの場面で使われていますね。ほかの何かと比較した情報があると、ただ「君は背が高い」というだけよりも、イメージしやすくなります。

この「比較」、日本語では「〜より」という言葉を使って表現できるけれど、英語では決まった表現の法則があるんです。

今回は、「比較する」英語をマスターするために、さまざまな比較表現とその使い方を学んでいきましょう!

3つの比較表現

 

最初に、3つの比較表現を簡単に説明しておきます。

比較には、①「比較級」②「最上級」③「原級」の3種類あり、

それぞれ①「 ~より〜」② 「 一番〜」③ 「 同じくらい〜」を表現するのに使われます。

①His cake is bigger than mine. (彼のケーキは私のより大きい)

②His cake is the biggest of the three.(彼のケーキは3人の中で一番大きい)

③His cake is as big as mine. (彼のケーキは私のと同じくらい大きい)

今日はまず、3種類の比較表現の中から①比較級について詳しく解説していきます。

比較級

 

比較級は、「AはBよりも〜だ」というように、何かと何かを比べたときにどうであるかを表現します。

比較級を表現する文の形は、

形容詞、副詞の語尾に er をつける または 形容詞、副詞の前に more をつける

のどちらかです。

例えば、「君は僕よりも背が高い」というときは、

“You are tall.” (君は背が高い) の形容詞 ”tall”に、er をつけて
“You are taller than me.” (君は僕よりも背が高い)

 

とあらわします。

また、「この映画は前作よりもおもしろかった」という表現は、

“This movie was interesting.” (この映画はおもしろかった) の形容詞 “interesting”の前に “more”をつけて
“This movie was more interesting than the last one.”(この映画は前作よりもおもしろかった)

となります。

erとmoreの見分け方

 

では、形容詞、副詞の語尾に er をつけるパターンと、形容詞、副詞の前に more をつけるパターンはどうやって見分けられるでしょうか?

短い単語の時は “er” をつけて、長めの単語の時は “more” を使うのかな?とイメージしている人も多いかもしれませんね。

もちろん、それも大きな判断材料です。でも、微妙な長さの単語の時、どっちのパターンか迷ってしまいそう…

この2パターンを見分けるもうひとつのポイントが、音節の数です!

音節というのは、単語の中の区切りのことで、英語では発音した時の母音の数が、音節の数になります。(スペルの母音ではないので注意!)

まず、tall、warm、brightなどのように1音節の単語の場合。

これは、語尾に -er をつけるパターンです。

次に、判断が難しい2音節の単語です。

2音節の単語は、語尾に -er をつける場合とmoreを使う場合、どちらもあります。

基本的には、2音節の中でも “happy” や “busy” などの短い単語は -er をつけることが多くなります。

“shameful” “complicated”というように長めの単語や、語尾に -ful, -ed, -ing がつく単語は “more” をつけるのが一般的です。

 “important” “interesting” など3音節以上の単語は、 “more” をつけて表現します。

特別な比較級

 

単語の長さや音節の数に関係なく、比較級が特別な形に変化する単語もあります。よく使われる単語は、覚えておくようにしましょう。

比較級の形を見極めるためのポイント「単語の長さ」と「音節の数」を意識して、比較表現をスマートに使いこなせるように練習していきましょう!

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