初めて海外に行ったのは20歳の時でした。
きっと、皆さんより遅いのではないかと思います。大学3年生の夏休み、短期留学でバンクーバーに行きました。多彩な人種や言葉の数、初めて口にする食べ物などに、只々衝撃を受けたことを覚えています。それからアルバイトでお金を貯めては、海外旅行に行っていました。
社会人3年目に、会社の制度でロンドンの政府機関に出向する機会を得て、2年間初めて「海外で暮らす」を体験しました。
東京での仕事でも普段から英語を使っていたので自分は話せると思っていましたが、イギリス英語とアメリカ英語の違いを知らなかったことを実感。仕事外の時間に語学学校に通ったり、テレビやラジオを聴いて英語に慣れていきました。「話せるようになったかも」と思えるようになったのは、英語で話す友達と心から会話を楽しめるようになった時でしょうか。
基本的に独学であったことと、留学はしたことがなかったので、日々の自分での学習でも英語力を上げる方法、生活の一部に取り入れる方法は、生徒さんへお伝えしていきたいなと思っています。
英語を話せるようになったことで、私自身がとても成長しました。それは海外での生活や体験という意味だけでなく、日本でも、英語を話せることで異なる文化の方と親しくなれたり、得られる機会がたくさんありました。
私自身、ずっと憧れていた「海外営業」という職種の立場を得て、アメリカやヨーロッパに出張し、商談の機会や一緒にお食事を楽しむことが出来たのは、英語力がなかったら叶わなかったものだと思います。「英語」という手段だけでなく、日本語での会話であっても自分の意見を伝えたり、自分の望むものを主張出来るようになったのは、英語を話せるようになったことから得られた力だと思っています。また、言語や文化が異なると分かり合えないこともありますが、思わぬところで支えてもらったり、学ばせてもらったり、今の私の多くの部分は、英語がきっかけで得られたもので成り立っていると思っています。
私のレッスンでは、こんなことを大切にしています。
1.「言語って楽しい」と思ってもらいたい
私自身、英語を話せるようになったことで大きく成長し、今は自分の英語力を有難く思っています。新しい言語は難しい部分もありますが、続けていくと必ず扉が開けます。そして楽しくなります。それを皆さんにも是非体験して頂きたいなと思っています。
2.簡単な単語で十分会話は成り立ちます
もちろん難しい単語を知っていることで読みたい記事が読めたり、映画を理解できたりすることもあります。しかし、多くの会話はmake, have, takeなど、多くの方が知っている単語を上手に使うと出来てしまうんです。皆さんが持っている単語で十分会話は楽しめるのですよ。
3.日本語でのニュアンス、なぜそれを使うのかを納得することも大切です
私自身が、「なぜそうなるか」を理解できないと前に進めない性格のため、皆さんにもなぜその前置詞が選ばれるか、なぜここに冠詞が入るか、「理解」して進んでもらいたいと思っています。そうすることで、他の場面に遭遇しても、すーっと入ってくるんです。それが出来るのは日本人同士でのクラスであるからで、そこがPOLYGLOTSの強みです。是非納得するまで、聞いてくださいね。
ご質問、勉強方法など、相談にもいつでも乗らせていただきます。お気軽にご連絡ください。